梅雨に負けない髪へ

2020年06月09日


いよいよ梅雨到来。

髪がまとまらなくて困った経験のある方がほとんどではないでしょうか。

雨の日や梅雨時期は、髪が広がったりうねったり、ちょっとの外出でヘアスタイルが崩れてしまいがち。

そんなお悩みの理由として「ダメージによって、髪が水分を含みやすくなっている」といった状況が考えられます。

髪表面は、「キューティクル」と呼ばれるうろこ状のタンパク質で覆われています。 この「キューティクル」は、乾いているときは閉じており髪内部の成分や水分を保つ役割を果たしています。

キューティクルが健康な髪ならば、外部からの湿気や水分もしっかりブロックしてくれるのですが、

キューティクルが傷ついたり剥がれたりしている、いわゆる「ダメージ毛」だと、髪が乾いている状態でも、汗や 空気中の水分を取り込みやすい「湿気に弱い髪」になってしまうのです。

また、癖毛の方は 元々髪の水分量が均等でないため、梅雨時期は より癖が強く出やすい状態になります。

皆さんはどのような対策をしていますか?

毎年梅雨時期は縮毛矯正やケラチントリートメントをされる方がとても多くなります。

または パーマをかけて癖を活かす方もいらっしゃいます。

前髪や顔周りの 癖が強い部分だけ、ストレート施術するのもアリですよね。

サロンで髪のコンディションを整えたあとも、日々のご自宅でのお手入れは大切です。

乾燥を防ぐ=梅雨に負けないヘアー

ということで

髪の毛を芯から潤してあげる事が大切です。

湿気に負けないスタイリングのコツ

①シャンプートリートメントを見直してみましょう。

   毎日のシャンプートリートメントで髪を乾燥させていませんか? 質感がしっとりしていても 髪の内部が潤っているとは限りません。

髪の内部に栄養と潤いを入れてくれるシャンプートリートメントで良い土台を作ることは スタイリングのし易さにも繋がります。

また、癖の収まりを良くしてくれるシャンプートリートメントもあります。

ご相談ください!

②ドライヤーで乾かした後はしっかり熱が冷めてからスタイリング剤を。

  ドライヤーの後、汗ばんだままスタイリングしても また癖が戻ってしまったり 湿気を吸ってしまいます。

ドライヤーの冷風などで冷まし、キューティクルを閉じたサラサラ状態にしてからスタイリング剤をつけましょう!
 

③いつもより念入りにスタイリング剤をつけましょう。

  乾燥している髪ほど 湿気を吸います!

汗をかくし、あまりベタベタ付けたくない...

と思いますが、乾燥している所には先に潤いを与えておくと湿気を吸いづらくなります。

癖毛さんはいつもより油分の多いスタイリング剤を。

ベタベタが苦手な方には 自然由来成分でできているオイルやミルク、バターがおすすめ。

お肌についても安心です。

パーマヘアーも いつもよりしっかりめにスタイリング剤を付けることをオススメします。 スタイリング剤が少ないと せっかくのパーマがただのボリュームになってしまいます。


④いつもよりしっかりめにコテで巻きましょう。

   巻いてもすぐ取れてしまう 直毛さんは、いつもより細かく毛束をとってしっかりめに巻いてみましょう。

高温で巻くのは髪に負担がかかります。いつもと同じ温度で細かく毛束をとって髪を巻くようにしてください。 オイルなどでカールがダレやすい方は 軽いキープ力のあるスプレーを全体にかけると 湿気に強くなりますよ。

巻いてすぐはカールがダレやすいので、やはり冷めるのを待ってから指を通すようにしましょう。


憂鬱な梅雨にならないよう、一緒にヘアケアをしていきましょう。

おひとりおひとりの髪質や髪型に合った商材やお手入れの仕方を提案させていただきます。

ぜひ ご相談ください。

assAm 鎌田絵夢